2017年12月1日金曜日

幸せな脳は腸が作る。太陽を浴びて腸内から「幸せ物資」を脳に運ぼう。



藤田 紘一郎 著『脳はバカ、腸はかしこい』を読んでます。

幸せな脳は腸が作る



当ブログでも何度か紹介していますが、日光を浴びることによって、幸せを感じる神経伝達物質『セロトニン』が脳から分泌されることを以前の記事『ゴールデンタイムに睡眠をとり若々しく、朝から太陽を浴び幸せを感じよう』でも書きました。

 人が幸せと感じるのは脳から分泌される脳内伝達物質が関係しています。一つはセロトニンという物質で歓喜や快楽を伝えるもので、もう一つはドーパミンという物質で気持ちを奮い立てたりやる気を起こす働きがあります。つまり、セロトニンはものごとが順調にいっているとき、ドーパミンは逆境や不遇のときにその力を発揮するというわけです。



本書でも幸せを感じるのは、セロトニンの働きであることが説明されています。

別名「幸せホルモン」とも呼ばれ多幸感に影響するセロトニンですが、てきっきり脳内で作られているものだと思っていましたが、どうやら違うようです。

腸は消化の目的だけで働くというのが広く一般的な考えです。しかし実際は人間の感情や気持ちなどを決定する物質はほとんど腸で作られています。腸の中で食べ物から人間に幸せと愛情をもたらすセロトニンやドーパミンを合成しているのです。



セロトニンは脳で作られるのではなく、腸で作られているのです。

日頃から飲んで食べて、辛いもの食べたりで、腸を刺激してもお構いなしで、セロトニンのことなんて考えてもいませんでした。

セロトニンは人の体の中で90%は腸に存在し、生成には乳酸菌などの腸内細菌か関わっています。腸内環境が整うことでセロトニンが活性化されます。

もはや幸せは腸が作っていると言っても良いかもしれません。

腸をいたわることで幸せ物質を増やし、太陽を浴びることで、脳に運んでやりましょう。

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