2017年11月2日木曜日

アウトプットは見切り発車して、効率的に走りながらインプットしていこう。



豊田 圭一(著)の『何でもすぐ決めすぐ動く、すぐやるチームのつくり方』を読んでいます。

ある商品の企画を考えている時、テーマは決まっているのだが情報不足のために、どうしても納得いく企画内容にならない場合があります。

そもそも情報不足なのですから、頭の問題でもなく、うー、うー、うなって考えてもアイディアが降りてくるものではありません。

それでも、あなたは情報が全て出揃うまで動かずにじっとしているのでしょうか。

「おもしろいアイデア、新しいアイデアをアウトプットするためには、その前にいろいろな情報をインプットし蓄積する必要がある」と考え、実践している人が多いと思います。
 でも私の場合は順序が逆。先にどんどんアウトプットをし、その後、インプットをしていきます。このようにすることで、インプットの効率が飛躍的に高まります。



ブログの記事を書く場合にも言えるのですが、全てのストーリーが固まってから書き始めていては、いつまでたっても記事を公開することができません。

人の思考は大抵はまとまっていなくて断片的です。起承転結の「承」と「結」だけ頭に浮かんでくる場合もあるため、とりあえず思いつく頭の中のカードを並べて構成を考えます。

そして、記事を書きはじめ全体像が見えてきたら、足りない情報を集中的にインプットして内容を補充して進化させていきます。

 情報の蓄積なしにアウトプットすることはできないと思っている人が多いのですが、インプットには際限がありません。そのため、アウトプットに関しても見切り発車です。
 アウトプットを前提にすることなく、ビジネス書を多読したり、セミナーにたくさん参加しても、ただのインプットバカになってしまう可能性大です。



企画書やアイディア出しのディスカッションも同じく、とにかく見切り発車で出してしまうことで、周りから早いうちにアドバイスを受けブラッシュアップされ結果として良いものが出来上がります。

最初から100点を目指すがために、結果として何にもアウトプットできず、内容が古くなってしまった、とならないようにしなくてはなりません。

情報収集はしているのに答えが出ない場合は、情報のインプットの仕方に問題がありますので、情報の量と質を見極める目を持って、効率的に走りながらインプットして行きましょう。

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