2017年10月21日土曜日

ロボットができることはロボットに。人間はもっと創造的な仕事をやる時代にシフトし始めている。



大角 暢之(著)『RPA革命の衝撃』を読んでいます。

AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が発達したら、今の自分の仕事がなくなるので不安だ、と言う話しがありますが、取られてしまう仕事をあなたは心から楽しいと思いながらやっているでしょうか?

特にRPAというロボット技術は実際に普及し始めていますが、ロボットにもできる仕事はロボットに任せて、人間はもっとクリエイティブな仕事をすべきなのです。

ユーザー部門が想定するRPAの用途というのは、たとえば「月に一度発生する数時間の業務」といった、本人たちには気がかりでも、企業全体にとっては些細な案件が多い。


業務の合間にも、どうしてもしなくてはならないルーチンワークがありすが、この手の仕事はロボットに任せたいものです。

えっ、仕事がなくなる?

空いた時間で新しいことをしましょう。

空いた時間で早く帰りましょう。

「この業務を代行させたいが、ちょっとロボットには無理ではないか」と思っても、すぐに諦めず、業務の要素を分解して考えてみることをおすすめする。もしそれが分解できる作業なら、そのなかの一部をロボットに代行させることができるかもしれないからである。たとえば、業務の1から10までのステップのうち、1・2が人間、3がロボット、4が人間、5・6がロボット、7から10は人間、というように切り分けてロボットの力を借りることで、大きな業務改善につながる可能性がある。


昔はそろばんを覚えなさい、そろばんができないと将来は仕事がないよ、と言われました。

パソコンが登場し、メールで同時に複数の人とコミュニケーションが出来るようになり、計算はExcelを使って膨大な量の計算やわを瞬時に出来るようになりました。

しかし、どれだけ新しい技術が出て、同時に多数とコミュニケーションがとれ、計算が速くなっても、早く帰れるわけでもなく、次から次へ仕事をしなくてはなりません。

今度はロボットが代わりにやってくれます。

ロボットなら24時間代わりにやってくれます。

 いまある仕事だけでなく、新たな事業の展開や「やらなくては」と思いながら手をつけられていない業務に思いをはせることは大切である。既存の業務のなかから、ロボットに代行させられるものを見つけ出し、その業務に就いている従業員からロボットに代行させる。
 手の空いた従業員は、いままでよりも楽しくやりがいのある仕事に従事できるようになるだろう。すでに何度も述べているとおり、ロボットが仕事を奪うのではない。ロボットが代わりをしてくれることで、企業も従業員も新たなチャンスを得るということです。


先人たちがつくった仕事の上を歩いている現代の人たち。技術は進みスピードば速くなれど、やってることはそんなに変わっていません。

もっと新たな世界、創造的な仕事をするためには、ロボットができることはロボットに任せる時代がやってきています。

昔は電車の切符ば駅員さんか切ってました。

車の自動運転なんて夢のまた夢の世界でした。

ロボットなんかにできるわけないじゃん、と思ってこれまで通り自分でやるか、ロボットに任せて新しい世界をつくるか、考え方次第で未来は変わってきます。

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